スタッフブログ - 西浦

2019.04.30

虫歯になりやすい物?なりにくい物?

こんにちは、歯科医師の西浦です。

GWが始まりましたが、皆様いかがおすごしでしょうか?

多くの人にとって大型連休だと思いますが、

せっかくの休みを、充実して過ごしていきたいですね!

 

前回ブログで甘いものにかかわらず、食べ物や飲み物を食べた瞬間から歯は溶け始めるとお話ししました。

でしたら昔から聞く

『甘いものばかり食べていると虫歯になる』

このことについてお話ししたいと思います。

 

虫歯は細菌が食べ物を使って酸を放出することによってできあがります。

この作用はほとんどの食べ物でおき、30分歯が溶け30分かけて歯が元も戻る。

これは前回話したとおりです。

では甘いものを食べたらどうなるのか?

これは潜在脱灰能というものが関わってきます。

 

チョコやキャラメルを想像してもらいたいのですが、

食べた後には口の中でネチャネチャと残りやすいですよね?

普通の食事をした後の食べ物は唾液の力によって歯から離れていきます。

しかし、甘いものってなかなか歯から離れていってくれないのです。

この働きによって本来30分しか溶けない時間が40分とか50分とかに伸びていき、

結果として虫歯になりやすいことへと繋がります。

今話した虫歯になりやすさを表したのが潜在脱灰能といいます。

 

例えばリンゴの虫歯になりやすさが4とすると、

キャラメル入りチョコレートは645という値となり、

およそ160倍の虫歯をつくる能力をもっていることになります。

その脱灰潜在能をまとめた図がしたのものになります。

 

 

ここに書いている潜在脱灰能が高い食べ物の種類を見てみると、

やはり甘くてネチャネチャとしたものが多いように思えますよね。

これが『甘いものばかり食べていると虫歯になる』という

言葉の理由になります。

 

ダラダラとした食事や、甘い食べ物や飲み物を頻繁に取る人は、

一度食習慣を見直してみた方がいいかもしれません。

それでは引き続き残りのGWも楽しんでいきましょう!

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