スタッフブログ - 西浦

2020.08.09

痛みや不安をなくした治療

こんにちは!歯科医師の西浦です。

本日は笑気麻酔についてお話ししようと思います。

これを利用することによってお子様の虫歯治療をより痛みなく、治療を行うことを嫌がらないようにしております。

 

みなさんは笑気麻酔についてご存知ですか?

正式には笑気吸入鎮静法といいます。

笑気には鎮静作用に加えて鎮静作用もあるため、リラックスすると共に痛みを感じにくくなるという効果があります。

歯科治療において、気分が悪くなったり血圧が上昇したりするなどの全身的な症状はほとんどの場合が、不安感や恐怖心が原因で起こるものであるため、この笑気麻酔を行うことで治療を安全に進めることができます。

麻酔と聞くと注射されてきかせるのではと思ってしまいそうですが、笑気麻酔は鼻から笑気を吸入して「眠らせることなくリラックスさせる」ものとなっております。

この点が全身麻酔と違うところであり、笑気を吸入しても意識を失うこともなく治療を行うことが可能です。

 

特徴としましては、

①弱い鎮静・催眠・鎮痛作用があります。

②鎮静効果の発現と消失は極めて速やかです。

吸入し始めるとすぐに効果が現れ、治療後に吸入をやめればすぐに笑気が身体の外へと排泄

されるという性質を持っています。

③呼吸器や循環器にほとんどの影響を与えない。

肺や心臓に障害を持っていても安全に使用できます。

④肝臓には負担をかけない。

多くの薬剤は代謝に際して肝臓で分解され、その結果副作用に注意が必要になりますが、笑気は

体内でほとんど分解されないまま排泄されます。

 

笑気麻酔は極めて安全性の高い方法であるため、絶対の禁忌症はありません。ただし、次のような患者様には注意が必要となります。

①中耳炎で治療中の患者さん

耳に笑気がたまって痛みがでることがあります。

②2ヶ月以内に眼科手術を受けた患者さん

眼圧が上昇する恐れがあります。

③妊娠初期の患者さん

④過呼吸発作の既往がある患者さん

笑気の吸入を意識しすぎて過呼吸になることがある

⑤鼻閉のある患者さん

鼻から笑気を吸入する必要があるため、効果を得るのが難しくなる

 

吉田歯科ではこれから初めて治療を行うお子様にはほとんどの場合にこの笑気麻酔を利用いたします。

お子様の場合は一度でも治療で痛い、怖いと思わさせないことがとても大事になります。

また、小児治療だけでなく治療に対してすごく恐怖感がある方は誰でも用いることが可能ですので、ご興味のあられる方はぜひ一度聞いてみください!

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