スタッフブログ - 森

2020.06.16

子供のお口の中を守ろう〜フロス編〜

新型コロナウイルス感染について多くの情報が飛び交い、その入り口であるお口の中を綺麗に保つことの重要性が、ますます求められているこの頃です。

 

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

今回は「子供のお口の中を守ろう〜フロス編〜」ということで、フロスに関する論文をもとにお話しします。

 

 

様々な歯科医療界の取り組みにより、日本の小児の齲蝕有病率は年々減少しております!

 

歯科に従事する私たちにとっても、とても嬉しいことです!

 

日々の口腔清掃には、歯ブラシが一般的に使われていますが、歯と歯の間のお掃除には歯間ブラシやデンタルフロスがとても有効です。

 

しかし、現在のところ、日常的にフロスを使っている子供は極々一部です。

 

 

2019年に出された論文を紹介したいと思います。

 

愛知県豊橋市の小学1〜5年生283名を対象としたアンケート検査では、

日常的にフロスを使用している小児は18.4%程度に留まっていました。

 

 

 

子供たちは何をきっかけにフロスを使用することになったのでしょうか?

 

もっとも多かったのは「虫歯が気になったから」でも「家族が使用していたから」でもなく、「歯科医療関係者に勧められたから」でした。

 

日々、お母さんが「歯ブラシでちゃんと磨きなさい!」「フロスを使いなさい!」と伝えることは重要です。

 

それに加えて、歯科医師や歯科衛生士からのちょっと、フロスも使ってみようよ♪」の一言によって、

子供のお口の中のお掃除がアップグレードするかも知れません!

 

お口の中を綺麗にすることで、引き締まった歯茎を保つことができ、細菌やウイルスの感染も防ぐことができます。

 

これを良い機会に、お子さんやご家族の清掃を一緒に見直してみませんか?

 

 

 

参考文献

 

中田 稔:子どものう蝕罹患傾向から社会を見る う蝕罹患率と子どもの世界を測る統計グラフを重ねてみて (第 1 回)う蝕罹患傾向を眺める,小児歯臨,21 : 67-71, 2016.

 

厚生労働省:平成28年度歯科疾患実態調査 

 

古川 佑美ら:学童期における口腔清掃環境とデンタルフロスの使用状況 小児歯科学雑誌 57(1): 30−36 2019 

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