スタッフブログ - 長井

2018.11.06

妊婦さんの歯科治療

みなさんこんにちは(o^^o)

歯科医師の長井です。

朝晩めっきり冷え込むようになりましたが、みなさん風邪を引いていませんか??

 

 

今回は、妊婦さんの歯科治療についてお話しします (*^_^*)

「妊娠すると歯が悪くなる」という話を聞いたことありませんか?

実は妊婦さんのお口はむし歯になりやすいんです!!(/ _ ; )

原因として、、、

 

★つわり

・歯ブラシを口に入れるだけで吐き気がしてしまい、歯磨きが難しくなる

・お口に胃酸が逆流し、強い酸に触れた歯の表面が溶けてしまう

 

★食の好みの変化

・甘いものが好きになると、むし歯菌の大好物「砂糖」をたくさん摂るようになる

・酸っぱいものが好きになると、強い酸が歯に触れる機会が増え、歯の表面が溶けやすくなる

 

★間食

ちょこちょこ食べると、むし歯になりやすくなる

 

 

★唾液の減少

・分泌量が減ると、唾液の粘り気が増し、お口の中が洗い流されにくくなる

・唾液が減ると、むし歯になりかかった歯を修復してくれる唾液の再石灰化作用が弱まる

 

 

普段よりもむし歯になりやすくなる妊婦さんのお口。

これは赤ちゃんのために自然に起きる変化なので止めることはできません。

こういう時は歯科健診を受け、大切な歯を守っていきましょう(^ ^)

 

 

もし妊娠中にお口の状態が悪化しても、基本的には通常の歯科治療が受けられます!!

 

 

★妊娠初期(0〜15週)

つわりで繰り返し起きる嘔吐や、吐き気による歯磨き不足などのために、むし歯や歯周病になりやすいお口へと急激に変化しやすい時期

 

赤ちゃんの重要な器官が作られる大切な時期なので、応急処置にとどめ、本格的な治療は安定期か産後に行います。

 

 

★妊娠中期(16〜27週)

食欲が増して間食の回数が増えるなど、食習慣の変化がむし歯の原因になりやすい時期

 

胎盤が完成する安定期に入ります。産後まで治療を待てない場合、外科処置を含む一般的な歯科治療を受けることができます。

 

 

★妊娠後期(28〜39週)

赤ちゃんが成長して胃が圧迫され、一度にたくさん食べられません。ちょこちょこ食べるようになるため、むし歯のリスクが上がる時期

 

産科の主治医に相談し、短時間の応急処置にとどめるなど、体調に合わせた治療が必要です。

 

 

 

しかし、悪化する前に受診する方が、小さい治療ですみます!!

妊婦さんが歯科受診される場合は以下のことにお気をつけください。

 

★妊娠中だと教えてください

★治療の相談はお早めに

★産科の主治医にも相談を

 

 

生まれてくる赤ちゃんにむし歯菌をうつさないようにするには、お母さんのお口が清潔に保たれていることが重要です。

生まれたての赤ちゃんのお口にはむし歯菌はいません!出生後に周囲の人からむし歯菌をもらうのです!

 

 

ご自身のお口の健康のため、そして生まれてくる赤ちゃんのために、歯科健診を受けるようにしましょう。

 

 

 

 

 

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