乳歯のすきっ歯がだいじ! | スマイルデザイン吉田歯科

小さなお子様をお持ちのお母様へ

2014.06.20

乳歯のすきっ歯がだいじ!

幼稚園の年中組のころって、小さな乳歯にすき間が開いてきていませんか?

 

かっこ悪いと思うかもしれませんが、実はこれ、永久歯が生える準備が進んでいるしるしなのです。

 

 

乳歯列は上下10本ずつの合計20本でできています。

 

ところが、永久歯は上下14本ずつの合計24本

 

上下4本ずつも増えたら、並ぶスペースが足りません!

 

 

 

 

乳歯列は2歳半~3歳くらいで生えそろいますが、はじめは歯の間にほとんどすき間はありません。
しかし、永久歯が生えはじめる6歳ごろまでの約3年間に、歯が植わっている顎の骨が大きく成長して、土台のスペースが広がるのです。

 

このころにできる歯と歯のあいだのすき間を「発育空隙(はついくくうげき)」といいます。
発育空隙は、将来永久歯が並ぶために必要なスペースなのです。

 

その後、永久歯に生え替わっているあいだも顎の骨は成長をし続け、20歳くらいでほとんどの人の顎の成長は止まります。

 

 

乳歯にすき間ができないまま永久歯に生え変わると、生える場所が足りなくて急に歯並びがガタガタになることがあります。

 

もしも気になったら、担当の歯科医師に相談してみましょう!

 

 

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豊中市 医療法人スマイルデザイン吉田歯科

 

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