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2014.11.26

酸蝕歯にご用心!

歯は酸に弱く、酸性度の強い飲食物に長く触れるほどとけてしまう、ってご存知ですか?

 

歯はカルシウムの一種でできていて、実は酸に触れると化学反応を起こして分解して溶けてしまいます。

 

この現象を「歯の酸蝕」といい、酸蝕によって病的に傷んでしまった歯を「酸蝕歯」と呼んでいます。

 

理科の実験で、卵の殻を塩酸で溶かす実験をした経験はありませんか?

 

つまり、あの実験をゆるやかにしたような現象がお口の中で起こっているのです!

 

 

私たちが日常的に食べ、飲んでいるものは、ひと昔前とはずいぶん変化しています。

 

自動販売機では炭酸飲料が買え、おやつはすっぱいグミや干し梅が大人気です。

 

食卓では、今やレモンやポン酢、そして酢を使ったドレッシングが欠かせません。

 

お酒は柑橘類を使ったカクテルが好まれ、さらには健康志向の高まりとともに、黒酢や柑橘類を好む方も増えています。

 

 

 

酸性度の強い飲食物を摂る習慣があり、しかもダラダラチビチビと摂るくせのある方ほど、歯が酸に触れる時間が長く、エナメル質が薄くなってしまします。

 

さらに溶けると象牙質がむき出しになり、歯がもろくなって欠けたり、歯がしみたり、ついには歯の内部までばい菌が入って神経に炎症が起きるなど、深刻なトラブルに発展することもあります。

 

 

「じゃあすっぱいものは食べたらいけないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

過剰な摂取は見直していただきたいですが、ちょっとした工夫をすることで歯への影響を減らすことができますので、ぜひ以下のことを実践してみてください!

 

①すっぱいものを食べたら歯磨きは30分後に

酸性度の強い物を食べたあとは、歯の表面が溶けてやわらかくなっています。
すぐに歯磨きをすると歯が摩耗しやすいので、口の中が唾液で中和し歯の表面の軟化がおさまてくる30分ほどあとに歯磨きをしましょう。

 

②ストローを使って飲みましょう
酸が直接歯に触れにくくなります。特に前歯へのダメージを減らすことができます。

 

③柔らかい歯ブラシを選びゴシゴシ磨かないようにしましょう

酸蝕した歯を硬い歯ブラシでゴシゴシ磨いてしまうと、さらに摩耗してしまします。
軟らかめの歯ブラシで優しく丁寧に磨きましょう!

 

 

食生活が昔と変わった現代、酸蝕歯は生活習慣病になりつつあります。
美容と健康のためにもしっかりと酸から歯を守りましょう!

 

 

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豊中市 医療法人スマイルデザイン吉田歯科

 

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