予防歯科

2017.02.10

酸蝕から歯を守ろう!

みなさんは【酸蝕歯】という言葉を聞いたことはありますか?

 

酸蝕歯とは酸性度の強い飲食物に長く触れることによって溶けてしまった歯の事です。

 

普段、歯のエナメル質は酸を洗い流し中和する唾液の働きによって守られています。
しかし、酸性度の強い飲食物に繰り返し触れることで唾液の中和作用では間に合わなくなり溶けだしてさらに溶けると象牙質がむき出しになって深刻なトラブルに発展することもあります。

 

酸性度の高い飲みものを仕事中や運転中、運動中の水分補給などにチビチビと飲む癖のある方は酸に触れている時間が長くなるのでエナメル質が薄くなってしまいます。
健康志向で黒酢や酸っぱい物を好む方も多くなりました。

 

酸性度の強さは?

 

歯のエナメル質が溶けはじめるのは、pH5.5
お水やお茶は約pH6

 

では炭酸飲料やスポーツドリンクはどうでしょう?

 

スポーツドリンクは約pH3.5

 

炭酸飲料は約pH2

 

こんなことを言うと酸性度の強い物は食べちゃだめなの!?
と思われるかもしれませんが、おいしくて健康にも美容にもよく気分転換のも欠かせないすっぱい物。

 

酸蝕からはを守るコツって?

 

【1】すっぱい物を食べたら歯磨きは30分後に
酸性度の強い物を食べた後は歯の表面が溶けて軟らかくなっているのですぐに歯みがきをすると摩耗しやすいのでお口の中が唾液で中和されるるのを待って歯磨きしましょう。

 

【2】軟らかい歯ブラシを選びゴシゴシみがかない
酸蝕した歯を硬い歯ブラシでゴシゴシ磨くとさらに摩耗してしまうので軟らかめの歯ブラシで丁寧にみがきましょう。

 

【3】炭酸飲料はグッと飲み干そう
酸が歯に触れる時間を短くするためにチビチビ飲まずグッと一気に飲みましょう。

 

【4】ストローを使って飲みましょう
酸性度が強い飲み物は酸が直接歯に触れないようにストローを使ってみましょう。
前歯へのダメージを減らすことができます。

 

酸蝕歯は生活習慣病とも言われています。

 

過剰な摂取をみなおしていただいて、ちょっとした工夫をすることで歯への影響を減らすことができますのでぜひ実践を!!

 

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豊中市 医療法人スマイルデザイン吉田歯科

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