治療

2015.04.28

歯科の天敵!それはタバコ

治療のために歯科医院を受診したとき、あるいはメインテナンスに通っているとき、歯科医師や衛生士から「禁煙」をすすめられたことはありませんか?

 

タバコがからだに悪いということはみなさんご存知だと思います。

 

しかし、タバコが歯の病気を悪化させ、しかも治療の成果にまで悪影響をおよぼすということはご存知でしたか?

 

 

 

 

タバコが歯の病気や治療と関連があることは、意外に知られていないのではないかと思いますが、まず身近なところでは、タバコを吸うと歯に「ヤニ」がベッタリとつきます。

 

これはタバコの煙に含まれる「タール」という有害物質が原因です。

 

アスファルトなどにも使われていて、猛暑の日、道路がベタベタしますね。
あれがタールです。

 

 

 

 

細菌のかたまり、プラークはタールの表面にも付着しやすく、さらに歯面はザラザラになっていきます。

 

やがてプラークはますます溜まり、時間が経つうちに歯石になって歯面にこびりつき、その上にまたプラークが…。

 

これで歯周病菌や虫歯菌にとって、隠れやすく棲みやすい環境ができあがるのです。

 

 

一方、体内でも変化が起きます。

 

ニコチンが口のの歯茎や粘膜、肺から吸収されると、免疫細胞は元気を失ってしまします。

 

細菌との戦いからだを守るという大切な働きが弱ってしまうのです。

 

そこで細菌はというと、これをチャンスと、サッサと歯茎から入ってますます悪さをします。

 

ニコチンの作用で血管が収縮し、歯茎が腫れるなどの症状が出にくいので、気づいたときには重度の歯周病になっていた、というようなこともめずらしくありません。

 

そのうえ、破壊された組織を修復する細胞もニコチンのためにやる気を失っています。

 

何度も歯科医院に通い、がんばって治療を受けてくださっても、タバコの影響で思うように歯茎や骨が回復してこない、というようなことが起こりがちなのです。

 

 

 

 

つまり、タバコを吸っていると、口の中に細菌が溜まりやすく増えやすいうえ、細菌と戦う抵抗力が弱く、しかも回復する力も弱いという、三重苦に陥ってしまうのです。

 

一度始めてしまうとなかなかやめるのは難しいとは思いますが、からだの健康のため、そして歯の健康のために禁煙を心がけましょう。

 

 

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豊中市 医療法人スマイルデザイン吉田歯科

 

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