治療

2015.03.06

歯根の治療を受けている患者様へ

治療をする前はたいして痛くなかったのに、神経を取る治療を始めたら痛みと腫れが起きた。

 

もしかして治療が失敗したのではないか…?

 

歯の根の治療中、そんな風に感じられたことはありませんか?

 

 

細菌感染を起こして死んでしまった神経を取り除く歯根の治療龍に起きがちなこうした痛みを、私たちは「フレアアップ」と呼んでいます。

 

 

神経が死んでいると、たとえ歯の内部や歯根の先に膿が溜まって深刻な状態になっていても、炎症が慢性化し自覚症状がないという患者さんは意外に多いものです。

 

そんな患者さんに治療を開始したとたんにフレアアップが起きた、などということがあると、予期しない痛みに患者さんは「治療が失敗したのかも?」ととても不安になってしまいます。

 

 

でも安心してください。フレアアップは一時的な炎症で、治療が失敗したわけではまったくありません。

実は歯根治療の専門医でも3%程度の患者さんに起きるという偶発症状なのです。

 

 

というのも、腐敗した神経をそっと取り除き、つめものをして歯を使い続けるには、歯根の先までしっかりと器具を通して掃除する必要があります。

 

しかし、そのことは同時に、炎症箇所を刺激することになり、また器具を通すことによって、フレッシュな酸素を根の先に送り込むことになります。

 

根の先で炎症を慢性化させ静かにしていた細菌は、器具の刺激と酸素によって一気に活気づきます。

 

増殖し、膿とガスを出して周囲を強く圧迫するために、激しい痛みと腫れを引き起こすのです。

 

 

こうしたときは、抗生剤を飲んでいただき、治療途中の仮のふたを外して膿を出すなどの応急処置をします。

すると、数日で痛みと腫れが引きグッと楽になります。

 

歯の根の治療は回数がかかるので少し大変ですが、しっかりと歯科医師が対応いたしますので、最後まで治療を受けましょう。

 

 

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豊中市 医療法人スマイルデザイン吉田歯科

 

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