予防歯科

2014.05.19

歯周病のしくみと予防

みなさんは、毎日歯みがきをしていることと思います。

 

歯みがきは歯周病の予防にとってたいへん重要ですが、歯みがきだけで大丈夫だと確信してはいけません。

 

というのも、一日数回きちんと歯みがきをしていても、歯茎の溝や、歯と歯の間には、必ずいくらかみがき残しが出るからです。

 

 

 

プラーク(細菌のかたまり)が歯茎の溝や歯の隙間に毎日少しずつ残り続けると、いつの間にかその場所には歯周病菌が棲みつき、弱い炎症が持続的に起きます。

 

 

やがて溝は深くなって歯周ポケットができ、プラークが入りこみ、歯石もつきます。

 

その結果、ポケットはさらに深くなり、空気が嫌いな歯周病菌にとって棲み心地の良い環境ができあがります。

 

 

歯周病菌が繁殖し、ついには歯槽骨も減り始めると、炎症は慢性化し、歯科医院で治療をしないと炎症は止まりません。

 

進行した歯周病は決して自然治癒しないのです。

 

ところで、なぜ歯周病は自然治癒せず、慢性化するのでしょう?

 

それは、感染症を引き起こしている原因、プラークに棲む歯周病菌が、私たちがものを食べて生きる付ける限り、口の中で増えることはあっても、決してなくなってはくれないからです。

 

病気の原因がゼロにならず、口の中に存在し続けるので、炎症も慢性化するのです。

 

 

そこで重要になるのが、「お口のなかの歯周病菌を可能な限り減らす」ということです。

 

毎日歯みがきをていねいに続け、取り残したプラークや歯石は、定期的に歯科医院で除去しましょう。

 

 

もうひとつ大事なことは、健康的な生活を心がけ、免疫力を持続・増強し、歯周病菌に負けない元気なからだで過ごすことです。

 

歯周病は、細菌感染で起きる感染症ですので、健康で免疫力が充実している時は、よほどお口のなかが不潔でなければ、深刻な歯周病にはなりにくいものです。

 

歯周病の予防には、「からだの元気」もとても重要なのです。

 

 

歯周病菌を減らして炎症をおさえ、免疫力を維持・増強して元気に過ごすことが歯周病の予防になります。

 

ぜひ定期的に歯科医院で歯周病の検査を受け、歯茎の炎症を取って、お口とからだの健康を守っていきましょう。

 

 

 

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豊中市 医療法人スマイルデザイン吉田歯科

 

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