小さなお子様をお持ちのお母様へ

2013.10.18

歯並びの矯正に抜歯は必要?

以前の記事で、お子様の歯並びを矯正するために行う『床矯正』についてお話しました。

 

『矯正は後回しにしておいて、後で歯を抜いて矯正すればいいんじゃないの?』

 

と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、歯を抜く矯正には、それが顔に与える影響もあることをお伝えしたいと思います。

 

 

上の写真は一卵性双生児の13歳から38歳までの顔貌の変化です。

 

38歳のころの二人の顔は大きく違っているように見えます。

 

なぜこれまで違う顔に成長していったのでしょう?

 

左側に写っているアンは歯並びの矯正のため、抜歯をしました。

 

対して、右側のジェーンは矯正したくないと、抜歯をしませんでした。

 

13歳のころは似ていた二人ですが、38歳になった彼女らの顔は、

 

顎や頬、目元まで印象が異なっています。

 

歯を抜くと、噛む時に起きる刺激が減り、口の機能が下がってしまうのです。

 

それによって、骨の発達があまりせず、顎も発達しづらくなります。

 

顔貌を正しく発達させることはとても大切です。

 

歯列矯正が必要な子供の多くは、顎が小さく、歯が並ぶスペースが足りないことが原因で

 

歯並びが悪くなってしまっています。

 

歯を抜いてしまえば、更に顎が成長しにくくなり、顔貌が正しく発育できなくなります。

 

床矯正では、お子様のうちに歯が並びきれるように、少しずつ歯や顎の正しい発達を促します。

 

歯の並び方だけでなく、歯を正しく使うことについても考えるべきですね。

 

 

出典:「床矯正・矯正治療の手引き」 著/鈴木設矢 (床矯正研究会)

 

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豊中市 医療法人スマイルデザイン吉田歯科

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