治療

2015.03.18

歯が抜けた!とっさの処置は?

皆さんは、歯の外傷をご存知でしょうか?

 

「友達と遊んでいて、転んで前歯をぶつけて歯が抜けてしまった!」

 

こんな話を聞いたことはないでしょうか?

 

このように転倒や強打によって、歯が完全に抜け落ちてしまう場合がまれにあります。

 

 

処置方法としては、とれた歯を抜けた穴にもう一度戻し、固定する(再植)ことを行いますが、ここで大切なことがあります。

 

 

それは、歯の周囲にある「歯根膜」を守るということです。

 

歯の周囲には歯根膜とよばれるやわらかい膜がついています。

 

この膜が抜けた歯と骨をつなぐ大事な役割を果たしています。

 

この膜の中にある細胞が元の状態に回復させる力を持っています。

 

 

つまり、ケガで抜けた歯がふたたびつくかどうかは歯根膜の元気にかかっています。

 

しかし、歯根膜は乾燥に大変弱いので、歯科医院を受診するまでの保存方法が、歯を救うえるかどうかの成功のカギになります。

 

 

もし歯が落ちた比較的きれいな場所であれば、そのまま牛乳、もしくは保存液の中に入れ、容器ごと歯科医院に持っていきましょう

 

牛乳は浸透圧が体液に近く、約6時間歯根膜を生かしておくことができます。

 

もし砂などの汚れが付いている場合は、歯根膜は触らずに、数秒間だけ少量の水道水で汚れを洗い落としてすぐに牛乳に入れましょう。

 

もし近くに牛乳がなければ、歯を頬の内側や舌の下に入れ、飲み込まないように注意して、受診するまで唾液につけておきましょう

 

 

 

歯のケガも体の外傷と同じように、応急処置がとても重要です。

 

急いで歯科医院へ向かう前に、とっさの処置を的確に行いましょう!

 

 

~抜けた歯を救うための3か条~
その1 なるべく早く抜けた歯を牛乳に付ける
その2 できるだけ急いで歯科医院へ
その3 休日や夜間で歯科医院が見つからない時は、勇気を出して歯をもとの位置に戻そう

 

 

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豊中市 医療法人スマイルデザイン吉田歯科

 

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