小さなお子様をお持ちのお母様へ

2013.10.04

子供の指しゃぶり、口呼吸などの悪習癖について

指しゃぶりがやめられなかったり、気づいたらお口をポカンと開けている様子を見ると、

 

心配になりますよね。そんな悪習癖についてもQA方式でご説明していきます。

 

Q1.指しゃぶりはいつまでにやめさせるべき?

 

A.そもそも指しゃぶりは生理的な現象といわれています。お腹の中でも赤ちゃんが

 

 指しゃぶりをしているのは有名ですね。しかし、指しゃぶりがいつまでも続くと

 

 歯並びに影響を与えてしまいます。

 

 平均としては、3歳までにやめれば大丈夫と言われています。

 

 しかし、もっと長く指しゃぶりを辞められなくても歯並びに影響が出ない子や、

 

 早くに辞めたのに影響の出る子もいます。

 

 辞められるのであれば、早めに辞めさせた方が良いと言えます。

 

 

Q2.指しゃぶりを辞めさせるにはどうしたらよい?

 

A.3歳を過ぎても辞めない場合は、積極的に辞めさせることに取り組んでみましょう。

 

 指しゃぶりを辞めさせるための絵本などもありますので、それらを活用して、子供に

 

 理解させることがまず大切です。

 

 また、指しゃぶりすることを怒るのではなく、しなかった時にたくさん褒めて励ましてあげる

 

 という姿勢で臨むのが良いでしょう。

 

 厳しく叱ったりすると、隠れてしゃぶるようになってしまい、逆に精神的に不安定にさせて

 

 しまうかもしれません。どうしても辞められない場合は、いったん休憩するなど、その子に

 

 合わせた対応をしてあげましょう。

 

Q3.指しゃぶりをすると、歯並びにどんな影響が出るの?

 

A.指しゃぶりが原因で起こる歯並びとしては、以下の3つなどが考えられます。

 

 1.上の前歯が出る(出っ歯)
 2.上下の前歯が合わない(開咬)
 3.奥歯の咬み合せが上下逆になる(臼歯部交叉咬合)

 

 歯並びは、思春期を過ぎると治療が困難になりますので、6、7歳で矯正相談を受けるように

 

 してください。

 

Q4.おしゃぶりを使うのはいいことなのですか?

 

A.おしゃぶりが口呼吸防止やアトピー予防に効果的と言われているようですが、科学的な

 

 証明はされていません。むしろ、2歳を過ぎてもおしゃぶりをしている子は、指しゃぶり

 

 同様の歯列不正の発生率が高くなるという研究結果が出ています。

 

 おしゃぶりをお勧めすることはできませんが、公共の場でお子さんが泣いてしまった場合など、

 

 短時間に上手におしゃぶりを活用するようにしましょう。

 

Q5.いつも口をポカンと開けているのですが、どうしたらよいですか?

 

A.口呼吸による口腔内への影響としては、以下の4つが考えられます。

 

 1.前歯部に歯肉炎が生じる
 2.前歯が乾燥して、唾液のう蝕予防作用が得られなくなり、前歯だけ虫歯になる
 3.唇は前歯が出てくることを防いでいるので、出っ歯になる可能性がある
 4.舌の位置が低くなることから、顎の成長に影響を及ぼす

 

 さらに、口呼吸をすることによって鼻に新鮮な空気が送られなくなり、鼻の通りを悪くする

 

 という悪循環にもなります。

 

 お子さんには、口を閉じて鼻呼吸することが正しいと教えてあげましょう。

 

 あまり口うるさくならないよう、お家のいろんなところにお子さん自身が書いた唇の絵

 

 などを貼って意識づけするのも良いかもしれません。

 

 

癖を直すのは難しいことですが、あまり神経質にならず、お子さんが目標を持って前向きに

 

取り組めるよう、お母さんがサポートしてあげてください。

 

 

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豊中市 医療法人スマイルデザイン吉田歯科

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