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2017.07.30

根に入れるお薬って何?

こんにちは、副院長の森です。
最近、筋トレとランニングを始めました。いい治療を継続して提供するためには、何よりも健康であることが一番です。「石の上にも三年」、地道にコツコツ頑張ります。
さて、今回は根管貼薬、根の中に入れるお薬についてお話しします。
根管貼薬とは、根の中をファイルと呼ばれる針のようなものでお掃除した後、次のアポイントまで中で細菌が繁殖しないようにするために用いるものです。


貼薬には様々な種類がありますが、現在はグローバルスタンダートとして「水酸化カルシウム」が用いられています。
さて、この水酸化カルシウム、実は豆腐やソーセージ、ガム、水飴、寒天などにも使用されています。医療の現場では、内服薬や注射液にカルシウムを補給する目的で多く使用されているようです。
この水酸化カルシウムの主な作用は
①細菌の細胞膜へダメージを与える
②細菌のタンパク質を変性させる
③細菌のDNAに影響を与える
の三つです。

しかしこの材料、直接触れた部分にしか作用しないため、細い根の先まで到達させるためには、写真のような機材を用います。

きちんと先まで薬剤を到達させたら、歯の中に細菌が入ってこないように仮の蓋をします。ぺらぺらの蓋だとすぐに感染してしまう可能性があるため、3mm程度の厚みを持たせて、しっかりと封鎖します。こうすることで、根の中の細菌を減らし、最終の防腐剤を入れる準備が整うのです。

一つ一つの操作を、丁寧に確実に積み重ねることで高い成功率を維持することができるのです。
何事もコツコツ積み上げることが肝心ですね。

根の病気でお困りの方、いつでもご相談お待ちしております♩

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