スタッフブログ - 櫻本

2018.06.29

力によるトラブル

こんにちは、歯科医師の櫻本です。

 

先日、今ブームのクリア飲料を飲んでみたのですが、みなさん飲んだことはありますか?

クリアなのに味がしっかりついていて、びっくりしました。

ここ6年で市場が倍になっているそうです。

 

コーヒーを飲みたいけど、ホワイトニングをしていて着色が気になる方にはすごくいいなと感じました。

しかし、、、!!

無色透明ですが、砂糖がはいっていること忘れないでください!!

 

ところで、このブログを読んでくださっているみなさんに質問です。

今、上の歯と下の歯はあたっていますか?離れていますか?

 

人の口腔に起こるトラブルの原因は4つあるといわれています。

 

虫歯

歯周病

医原性

 

虫歯や歯周病はなんとなくイメージがつくと思いますが、力??と思われる方は多いのではないでしょうか?

力がかかることによって、口腔内には様々なトラブルや現象が現れます。

咬耗、歯の破折、骨吸収、歯周病の進行などがあります。

 

ファンクション(機能的運動)とパラファンクション(非機能的運動)という言葉があるのですが、

 

ファンクションというのは咀嚼時にかかる力のことで、平均30~60キロといわれています。

 

それに対してパラファンクションというのは、くいしばりや歯ぎしりによってかかる力のことで、

女性だと100~200キロ

男性の場合は200~300キロ

の力がかかっているといわれています。

1日あたり2~162分で、日本人の9割以上はこのパラファンクションをしています。

100キロ以上の力がかかっていると思うと、なんだか怖いですよね・・・💦

 

睡眠時のパラファンクションを予防するためには、マウスピースによる治療が効果的です。

 

初めの話に戻りますが・・・

 

安静時では、口を閉じている時に上下の歯は、くっついていないのが通常で、この時のスペースを安静時空隙といいます。

 

安静時空隙のスペースは約2ミリであるといわれているのですが、このスペースが0

つまり歯と歯があたっている方が多いのではないでしょうか?

日常臨床において、歯ぎしりや食いしばりによるトラブルをかかえている方は、ほとんどのケースで安静時空隙が0です。

 

歯ぎしりや食いしばりを自覚されている方、自覚していないが、歯医者にいくと力がかかっていると指摘を受けたことがある方は、

ぜひ安静時空隙を意識してみてください。

 

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